ザ!世界仰天ニュース 世界最強の殺人クラゲの正体 2014年5月28日放送予定から調べてみた

 


毒を持った生き物はいくらでもいるが、
世界最強の猛毒を持つとされる、殺人クラゲのキロネックス

 

テレビで取り上げられるほどのその猛毒は
地球に存在する猛毒生物の5本の指に入るとされ
その中でも多種の追随を許さないといわれる恐ろしさだ
そんな最恐とも呼ばれる毒クラゲの詳細を調べてみた。

 

グロ注意!!
猛毒の威力を示す画像も用意してあるが、苦手な方はご注意を

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キロネックスとは?

 

立方クラゲ類の仲間であるオーストラリアウンバチクラゲ
の通称がキロネックス である。
Chironex fleckeri(殺人の魔の手)という学名をつけられ
海のスズメ蜂として恐れられている。

 

分類  無脊椎動物
食性  肉食
寿命  野生で1 年
体長  長さ  3m
体重  最大 2 kg

 

大きさの面でも特徴的な事がおわかりであろう。

 

キロネックスの体は薄い青色で透き通っている。
かさの4つのツノからは、それぞれ最大15本の触手が伸び
触手は大型種では3メートルにも達してしまう。

 

各触手に約5000個の刺胞が存在しており
直接触れていない場合も、エモノの体から出る化学物質を感知し反応する
強い毒が特徴で魚や小エビというエモノを瞬時に気絶させたり、殺せる。
理由は、キロネックスはデリケートな触手を持っている事にあるとされ
エモノがもがく際に、触手を傷つけられるのを防ぐためだ。

 

キロネックスの毒は世界規模で見ても、特に致死性が高いのが特徴
その毒素とは心臓や神経系、皮膚細胞に大きな影響を与える。

 

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人間がキロネックスに刺された場合はどうなるのか?

 

 

 

 

もし人が刺された場合は、とても耐えられないほどの
激痛にあってしまうためショック状態に陥り溺れるか
最悪の場合、岸にたどり着く前に心臓マヒで死に陥る

 

死に至らなくても激痛は数週間にわたって続くため安心はできない。
また触手が触れた部分は見るに堪えない傷跡が残ることも
多いことでも有名だ。(画像参照)

 

また、キロネックスに刺された際の血清は存在しているが
最短1分で死に至るとも言われる猛毒性のため
血清に辿りつく前に、亡くなってしまうケースも多い。

 

死者数は統計によると、1954年から現在に至るまでで既に
5567人が被害に遭い犠牲となっている。
猛毒の凄さを物語る数字としての衝撃が大きい。

緊急の処置は、通常の毒クラゲと同様の対応となる。
刺された箇所に酢を塗布することとなるが、あまり効果は期待できない

 

唯一の天敵の存在

 

 

そうと言ってもやはり生き物の世界。一人勝ちは起こらないのである。
赤海ガメと呼ばれるウミガメには、どういうわけか毒が全く効かない

食物連鎖というルールはしっかり出来あがっておりキロネックスは
ウミガメをすぐに発見できるように、目が発達しており
クラゲでは異例の秒速1,5mの速い移動が可能となっている。

赤海ガメに限らないが、カメがクラゲを捕食対象とするのは有名なようだ。

ウミガメ自身が抗体を元々持っているためともいわれる。

 

 

 

動画サイトでも発見することができたので興味のある方はどうぞ。

如何だっただろうか?

筆者に英語は理解できなかったが、動画を見る限りでも恐怖を感じた。

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