捕虜とはどんな生活?イスラム国で拘束される意味をわかりやすくシリーズ

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イスラム国に人質として捉われている後藤健二氏のメッセージは世界に流れている。後藤氏は長時間の拘束をされており、心身ともに疲弊している事が予想され一刻も早い救出をせねば大惨事になることは目に見えて分かる。

特に、イスラム国に捕虜として捕えられてしまった場合の待遇は非常に冷たいと言われており、人権団体などは捕虜であろうと最低限度の扱いは守るべきだと声明を出す事もしばしば。今回のような人質を取る行為は言語道断であるが、同時に捕虜としての扱いも重要となる。

テレビなどを見ていると、後藤氏との交換条件などが報道されるばかりで、捕虜である状態にある彼の状態は全く触れられないのはお気づきだろうか?それには過酷な捕虜事情が、報道に規制をかけている面もある。

今回は、イスラム国の捕虜になった場合はどんな扱いを受けるのかにスポットを当ててみた。

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イスラム国での厳しい捕虜生活とは

まず捕虜というのは、基本的に動物のような状態だと考えておく方が妥当である。人質にした目的は、今回のイスラム国の問題で言えば身代金や仲間との交換の目的に使われる要因。言い方が悪いが、物々交換に役立つアイテムと見られている。

ゆえに人質が死んでしまえば交渉は決裂するため、捕虜であろうと絶対に食べ物(エサ)を与える必要がある。しかしイスラム国に限らず、こういった捕虜に対する食事は本当に粗末と言われ問題にもなりやすい。

居住空間やトイレなども非常に居心地が悪く、とにかく家畜やペットのような扱いを受けるのが捕虜という生活なのだ。それではさっそく捕虜の食事や、居住スペース、またトイレなどの問題にも触れておこう。

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捕虜の食事

基本的に捕虜は優遇されないと書いたが、逃げられない程度の状態にするというのがふさわしい。食事であれば、体力を付けさせないよう栄養失調ギリギリになる一歩手前くらいしか渡さない。缶詰などを1日1個だけ渡すなどは常套手段なのだ。

2013年~14年までイスラム国で捕虜にされていた、フランス人ジャーナリストのニコラ氏の話は非常に記憶に新しい。ニコラ氏の場合は、1日2食だったそうだ。昼はオリーブ12個とヨーグルト。夜は少量の米を食べさせられたという

捕虜生活は、ほとんど拘束されているので動く事も無くエネルギーは消費しない。しかし、身体の自由を手錠や足かせで奪われているのでストレスも多く、わからない内に体力の消耗はしている。そう考えると、この食事では到底のごとく身体が持たない事はおわかりだろう。

空間が狭く非常に悪い

捕虜の居住空間であるが、ただただ狭い場所に入れられる。画像のような囚人の牢屋などはまだ良い方。なぜかというと、囚人は牢屋の中で身動きを取ったり運動が出来るからである。そういった身体の動きすら与えないのがイスラム国である。

大人1人が入ったら、もう入れないようなスペースくらいという話は池上彰氏のテレビ番組などでも発言された事は有名だ。これも手足を動かさない事で、筋力を衰えさせ逃げられないようにする作戦の一つとも言われている。

また、一か所だけの生活とも限らない。場所を転々とする事もある。理由は簡単で、救助に来たくても来れないようにする狙いだ。今回の後藤氏の救出が難航する裏側には、後藤氏がどこにいるのかすら判明しない事も関係している。

イスラム国の監禁グループ以外には伝えられない極秘情報にもなるため、イスラム国メンバーであろうと、知らされないのは常識なのだ。

 

不衛生なトイレ事情

話は重なるが、トイレも囚人の牢屋のようにキッチリと完備されているわけではない。場合によっては、トイレの「ト」の字も無いような部屋に入れられる。ホースなどを渡され、そのホースから用を足すなどのケースも存在する

衛生的に考えればありえないが、捕虜にした人物を健康で扱う必要のない彼らは、こういった衛生面もほとんど容赦してくれない。複数で捕らわれている場合は、トイレなどの話で揉める事もあると言われている。

以上のような事から、後藤氏の釈放を悠長に待っている場合では無い事はわかる。時間をかければかけただけ、人質の状態は悪くなる一方だ。このまま長引けば、イスラム国側が捕虜である後藤氏に手を掛けずとも場合によっては死んでしまう事も考えられる。

栄養失調であったり、不衛生で病気になりそのまま息絶えるという捕虜も多くいる事は、戦地での常識とも言われており解決が急がれるばかりだ。

 

筆者の想い

非常に状態は悪いと思います。最後まであきらめずに日本政府には早急な解決をして欲しいと願います。日本国民であれば、助けられるなら助けてやろうと思うのではないでしょうか。早い救助を待たれるところです。

イスラム国に関する書籍

池上彰さんが翻訳された本で、非常に内容はわかりやすい物となっております。近所の図書館に問い合わせて貸し出し可能になっているか調べてみるといいでしょう。イスラム国の真相を少しでも知っておく事は大切だと思います。

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