十字軍とは?わかりやすいイスラム国の日本に対する敵意の理由

イスラム国による日本人の人質事件が急展開を向かえています。身代金をイスラム国は日本政府に求めており、安倍総理に判断がゆだねられるという状態になりました。

そもそもなぜイスラム国は捕虜としていた、日本人を処刑しようとしているのでしょうか?

それにはイスラム国側の言い分が関係しているようです。イスラム国は身代金の要求声明の中で、「日本は十字軍に仲間として参加しようとしている」と主張しています。読者の中にはこの「十字軍」の意味がよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこには、イスラム諸国を始めとした周辺地域との宗教や紛争が大きく関係していました。今回は、子供にもわかりやすく伝わるように解説してみましたので、よろしければ読んでみて下さい。

小学生の疑問にも答えられるように、細かいところまでは書いていません。まずはしっかり基礎を知って、土台を固めて知識をつけていけば難しい話では無いので安心してくださいね。それでは解説していきます。

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十字軍とは?わかりやすい解説

そもそも「十字軍」という言葉の意味から分からない方も多いのではないかと思います。先に、この十字軍について解説をしておこうと思います。

まず、十字軍とは一言で表現するなら「思想をはじめとした宗教を掲げた侵攻軍」の事を指します。侵攻するのは、聖地エルサレム。そして侵攻した理由はかんたんで、聖地エルサレムをイスラム教国から奪い返すという目的を達成するために遠征しています。

この侵攻遠征は1096年から約200年も繰り広げられ、中世のヨーロッパで起こった大きな戦いとして歴史的な遺恨を残す原因にもなっており有名です。十字軍への参加国は、西ヨーロッパのキリスト教が中心となりました。

キリスト教にとって正義の旗を掲げ戦った歴史ですが、争いである以上はイスラム教国に取っては正義ではありません。安倍総理が支援金を出した事も、キリスト側に日本が味方についたと受け取られているようです。

過去の戦いが尾を引いているため、日本が立たされている立場は、イスラム国から見れば十字軍の歴史から見ると敵視されて当然の流れになっているという訳です。

イスラム国からしてみれば「お前はあっちの味方をしているのか!」と言っているという事です。

 

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なぜ十字軍は、そこまでイスラム国にとって嫌われるのか?

さて、ここではイスラム国が過度に十字軍を嫌う理由を書いておきます。先ほど書いたとおり十字軍の侵攻によって、キリスト教国とイスラム教国の戦いは起こってしまいました。お互いに争い血を流すということは戦争でもあります。

戦いの中では、相手国の兵士を捕虜(捕まえた敵)にすることもありました。戦争において、相手国の兵士を捕まえる事はよくある話です。

しかしその際に、イスラム帝国サイドは捕虜にした十字軍に対してあくまで捕虜として捕まえただけで、後にキリスト教国に無事に返還していました。宗教戦争ではあるものの、個々の兵士に対しては寛大な対応を取っているという事です。

今の時代でも、捕虜として捕まえられた人は例え戦地であろうと、個人は無事に返すという暗黙のルールがあります。たびたび捕虜の報道がされますが、無事に返してくれと言うメッセージは世界に共通しているのも、この個人に対する対応は控えめにが原則となっているからです。

そういった事から、このイスラム側の捕虜返還は良かったのですが、問題は十字軍サイドにありました。十字軍は、イスラム教国と同じ態度を取る事がありませんでした。

十字軍は、イスラム教徒の捕虜にたいして、残忍な手段に打って出ています。いわゆる拷問をかけ殺害するという残酷な手を使ったりもしていました。一説によると、エルサレムの住人とされる何万人にも手を掛けたとも言われています。

この時に受けた屈辱と衝撃は、後にイスラム諸国に大きな怒り、遺恨を残す結果になりました。そして今タイミングの悪い事に、安倍総理がイスラム教国の敵対している国に支援金を送る事が決定しました。

この出来事で、イスラム国からしてみれば「十字軍に日本が手を貸した」と受け取られてしまいました。実際は、身代金を狙う理由になれば何でもいいとも言われていますが、過去の歴史も非常に根深い物があるという事だけは確かに存在しています。

 

深く知りたい方のために

今回は、十字軍やキリスト教、イスラム教の戦いの過去を子供にもわかるようにまとめているだけです。学校の勉強でいうなら、基礎を勉強したところです。非常に難しい問題なので今回は触りだけ書いておきました。

今後も詳しく解説をまとめたいと思っております。お読み頂きありがとうございました。また、日本人捕虜となってしまった二人が無事に返される事を祈っております。

 

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