ISISがサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求する理由が強烈わかりやすくシリーズ

 

ヨルダンパイロットの処刑動画が怖くて見られない子供のためにイラストで再現ニュース

イスラム国による邦人拉致問題。後藤健二氏の解放が叫ばれる中で、1人の女性がキーマンになっています。女性の名は、サジダ・リシャウィ。もうテレビで何度も報道されているため記憶している人も多いのではないかと思われます。

そんなサジダ・リシャウィ死刑囚ですが、後藤氏との人質交換に必要であるとされイスラム国からはリシャウィの解放を先にするようヨルダン政府に要求が続いています。

ヨルダンも交渉の余地は残しながらも、自国パイロットの安否確認が取れない為に動けない状態です。これまでイスラム国という残虐なテロリスト集団は、これまで容赦なく人質を殺してきました。急がないとパイロットも後藤氏もどちらも危険である事に変わりはありません。

しかし、今回の後藤さんに限っては執拗なまでに日本、ヨルダンを脅迫してリシャウィ死刑囚の解放を求めています。読者の中には「なぜここまでリシャウィがイスラム国に求められているのか?」と疑問を抱く方も多いはず。

今回はリシャウィに対するイスラム国の考えをまとめてみました。

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サジダ・リシャウィとは?

簡単にリシャウィの経歴に触れておきましょう。

 

サジダ・リシャウィ(44)   出身 イラク

 

2005年11月某日。ヨルダンの首都アンマンで起きたテロ事件の実行犯一味。連続爆破をホテルで目論むも、失敗してしまい政府に捕まる。

この事件により、60人の死者が出る大惨事となった。夫も自爆テロに参加しており死亡。

現在のリシャウィはすでに判決が下りており死刑囚としてヨルダン政府の下に身柄を拘束されている。

 

恐ろしい事に、このリシャウィは過去に自爆テロをやろうとしていました。死刑囚と呼ばれているのは、この事件がきっかけとなっています。イスラム国からすれば「本当は死んでいるはずだったリシャウィが生きている」という状態です。

こう考えてみると、本当は死んでいてもおかしくない人物である事がお分かり頂けると思います。爆破失敗は偶然だったので、生きている方が計算外という事です。

しかし、このリシャウィ死刑囚が生きている事がわかっている以上は、死ぬも同然だったという話で済ませられないのがイスラム国の事情。とある事情から、リシャウィ死刑囚を解放する動きが活発になってきたのです。

 

イスラム国に取ってリシャウィが必要な理由とは?

実はこのリシャウィという女性は、生まれ持ってのテロリスト思想家である事が有名です。アメリカの同時爆破テロによって開戦した、イラク対アメリカの戦争は若い世代の人でも記憶にあるかと思います。

あの戦争はジハードと呼ばれ、当時はイスラム国は存在しておりませんでしたが、そのイスラム国の先代に当たる組織アルカイダが主に戦っていました。そのアルカイダの主要人物、ザルカウィは有名ですが、ザルカウィの部下の親族にリシャウィの存在がありました。

この関連から、すでにテロのサラブレッド教育を受けたとされるリシャウィは、イスラム国からは女性ジハーディストとして一目置かれる位置に存在していたと言われています。そして、自爆テロに当たる実行力はイスラム国に評価されました

そんな女性をもう一度、仲間に引き込めれば士気が上がると考えているイスラム国。彼らは、イスラム国を作るためであれば手段は問いません。さらには、ザルカウィ派だったグループからの要請もかなり出ているため奪還必至となりました。

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さらなる自爆テロを狙うイスラム国

連続爆破による失敗がなければ、本当は死んでいるに等しいリシャウィ死刑囚。実はイスラム国は自爆テロに関しても積極的に取り行っている非情組織としても有名。

すでにニュースなどを聞いた方はご存知かと思われますが、10歳の女の子に爆弾を巻き付けて自爆テロを仕向けていた事件が存在しています。今年の頭にありましたが、イスラム国と似た過激派組織が実行させました。

イスラム国にしてみれば、一歩先を越されたと考えているそうです。過激派の競争の原理は恐怖を如何に与えるかと言うインパクト勝負なのがこういったテロで伝わります。

もしリシャウィ奪還に成功すれば、彼女はもう一度その命を差し出すとも言われています。イスラム国の為ならというのは、リシャウィの思想からすると容易い事とジハードの歴史が物語ります。危険思想と言えばお分かり頂けるかと思います。

 

日本、ヨルダンの苦悩

日本とヨルダンの苦悩は、こういった自爆テロを起こす可能性のある死刑囚をみすみす逃がしていいのかという所にあります。ヨルダン王国のパイロットや、後藤健二氏の命は非常に大切ですが、テロの被害にあった遺族などからは複雑な声も出ています。

またこのような流れから、ヨルダンと日本の関係を悪化させる狙いを見ているのもイスラム国の上手なところ。テロに屈しない道を取るのか、それともいま目の前にある命に全力なのか。人によって考えが分かれるため、報道機関にも曖昧な情報しか流れないという訳です。

みなさんならリシャウィ死刑囚をどうされますか?

イスラム国に関する書籍

池上彰さんが翻訳された本で、非常に内容はわかりやすい物となっております。近所の図書館に問い合わせて貸し出し可能になっているか調べてみるといいでしょう。イスラム国の真相を少しでも知っておく事は大切だと思います。

 

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