熱中症を知るなら高齢者、お年寄り向け対策を知ることが1番な理由

 

 

 

季節は6月。夏に向けて全国的に徐々に気温は上がっている。

 

暑くなると毎年のように出てくる熱中症患者であるが
実は、この熱中症の患者の半数以上は65歳以上の高齢者

 

ご存じの通り、死に至るケースも報告されており
熱中症対策は少しでも知識に入れておく事で、若い人でも
しっかりと応用して対策ができる。

 

 

今日は、そんな対策をお年寄り目線で、書いておこうと思う。

スポンサーリンク




なぜ高齢者に熱中症が出やすいのか?

 

まず、基本的に高齢者の体内の水分量は若者に比べて
圧倒的に少ない。冬場でも脱水状態を起こしやすいため
夏場などは絶対に水分補給が必要となる。

 

そして加齢により、暑さへの身体の反応が鈍くなっている。
体温調節などにも影響を及ぼしてくるため、自分自身での
身体の異変に気がつきにくいのが特徴だ。

 

人によっては、頑固になってくるので
自分は大丈夫だ、若いころのままでいると思い込み
気がつけば倒れているケースもある。

 

そこで、3つの重要な対策のポイントをまとめておいた。

 

絶対に忘れてはいけない3つの熱中症対策

 

こまめな水分補給

 

年齢に関係なく、この水分補給は忘れてはいけない。
あまりノドが渇いていないという理由から、大丈夫だと
勝手に判断してしまうのは非常に危険
お年寄りだと、あまり冷た過ぎてもいけないので
ほどほどの温度で飲めるように常に身近な
位置に置いておくのも動くのが大変な方には有効な手だ。

 

 

部屋の温度を調整する

 

エアコンなどを使い室内温度は調整する事。
適度に部屋を涼しくしておく必要がある。

 

人によっては室内のエアコンを嫌う方もいるので、窓をあけて
風を通すなどの対策はしっかりすること。扇風機などでも良い。

 

外は炎天下が厳しく危険と言われるが
部屋などでも一人で過ごしていると、異変があった時に
誰も気がつかないという事もある。これもまた危険なことなのだ。

 

1人の時ほど、部屋の温度に気をつけ過ごせる環境にしておこう。

また、家族の方などがしっかり管理することも大事なので
エアコンや窓の開け閉めは、見落とさない配慮が必要となる。

 

スポンサードリンク


部屋の中だけで生活しない

 

暑いから外に出るのは嫌。というのは危険。
適度に汗を掻いておくのも熱中症対策。暑さに対して
慣れておく事で、エアコンや飲み物に頼り過ぎない状態を作れる。

何事にも言える事ではあるが、適度な動きは必要。

 

以上の事から、歳を重ねた分だけ危険はつきまとうと言える。
早め早めの対策が、一番だ。

 

周りにお年寄りがいれば、目配りしておけるようにすることが大事だ。

スポンサーリンク