南シナ海問題 中国がベトナムの石油を狙う本当のワケ わかりやすくシリーズ 石油採掘で資材を確保って?

こんにちは。

 

前回、中国が南シナ海でベトナムと争っている話を
子供たちにわかりやすくシリーズで解説しました。

 

今回は、前回の南シナ海問題を掘り下げて
深い話をすることにしたよ。

 
テーマは、中国が石油採掘のための装置を
南シナ海に設置している本当の理由です。

 

 
前回までの話で中国は、ベトナムやフィリピンの海域に
侵入してくると書いたけど、侵入して何をしているか?
という話を伝えようと思うんだ。

 

前回とあわせて読んでみてね。

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前回までのあらすじと、今回の話のつながり

 

 

前回、中国はよその海域に乗り込んできて
船を沈没させるほどの争いを仕掛けていると
解説していたのは覚えているかな?

 

忘れた人はココを読んでね。

 
中国が他国に入り込んで、何をするのが目的かという話に
なっていくのだけど、中国は石油や天然ガスの資源を
狙っているんだ。

 

そして、その資源を採るための装置を、勝手に設置している
その装置に近づくものは容赦なくブッ飛ばす勢いだという事だよ。

 

 

中国が国連にベトナムの批判書を提出

 


石油採掘装置の設置に関しては、ベトナムと中国が
領有権を争っているんだよ。

 

しかし、これはベトナムの海域に設置しているのは
明らかな事になっていて中国が間違っている

 

しかし、先手必勝と言わんばかりに国連に対して、
中国側は次の様な内容の文書を提出したんだ。

 

我々(中国)がベトナムに侵略されている

 
中国が先にこういった文書を、国連に送るのにも理由はある。

 

ベトナムやフィリピンなどとの領有権問題で
自国の評判が悪くなっているという事が、不安要素の
1つになっているんだよ。

 

しかし、ベトナムやフィリピンは
すでに中国からのイジメに遭っている事を訴えてあった。
なので国連はあっさりと内容を認めることは無かったんだ。

 

 
ちなみに、石油採掘のための装置の設置地域は
ベトナムの200海里に位置しているんだよ。

 

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なぜ、採掘装置を強行して作ったのか?

 

 

 

東南アジア諸国とここまで争ってでも、中国が石油を
採る事には理由があったんだ。

 

それは、まず石油を巡る権利と言われている。

 

いわゆる石油利権の奪い合いにも見えてるのだけど
中東のような、世界レベルで石油が採れるという事は
まずあり得ないことはわかっている。

 

すなわち、この石油という資源に対する評価はそこまで
大きくは無いんだよ。中国も知っててやってるんだ。

 

それには、裏の理由が存在している。

石油利権の裏側にある狙いとは?

 

 

 

採掘装置を設置した事で、ここが中国の縄張りという
実効支配が可能となってくるのが狙いになっていると言われている。

 

実効支配はみんなの感覚で言うと、予約とでもいえばいいかな。

 
ゲームソフトなどが欲しければお店で予約するよね。
そうすることで、まだ手に入ってないけど、実際のところ
すでに予約した人の物になっているような話。

 

 

中国の場合は、相手の領海に入り込んで、さっさと
装置を設置したりと悪質だけど、作ってしまえば
ここは我々の物を置いてあるんだ!」などと

言い張りながら、人の庭なのに、自分の物として
世の中に広めようとしているんだよ。

 

 

 

そして、どんどん領海を広げてしまえば、中国領はそのまま
拡大できると考えているため強行が続いているんだ。

 

主張できる領域を、そのまま島のように扱う事になれば
人工島のようになる事も考えられるから悪質になってくるけどね。

 

コスト面で見ても、中東レベルのような石油採掘の成果は
期待できない事はすでに分かりきっている事

 
採掘して儲からないなら、領土を広げる。

 

 

これが中国の狙いということ。
西沙諸島などは、ベトナムやフィリピン領土と
言われているけど実効支配しているのは中国と言われている

 

ルールをいかに守るかではなく、さっさと奪ったもん勝ちという
感覚で中国は石油採掘の施設を作ってしまっているんだよ。

 

領土を広げるというやり方は、話し合いで解決していくものなのだけど
こういった強引な方法を取っている中国。

 

解決策を早く見つけないと争いが加速してしまうので
世界からも目をつけられている最中なんだ。

 
最後まで読んでくれてありがとう。今回はこれでおしまいです。
わかりやすくシリーズは、興味があれば読んでみてね。

 

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