GWも終わりを告げる5月6日驚きのニュースが入った。
アメリカ南部・サウスカロライナ州の沖合いで
海底に沈んでいた沈没船からな、な、な、なーんと!!
1億3000万円相当の金の延べ棒など
およそ30キロが引き上げられたというニュースが話題になっている。
海賊船!?財宝!?沈没船に眠っていたお宝の正体とは??
この船はアメリカの商船「セントラルアメリカ号」で、
157年前、ニューヨークの銀行へ全部で21トンもの
金を送る途中でハリケーンに巻き込まれて沈没したという。
このことが「1857年恐慌」の引き金になったとも言われる。
船にはまだ大量の金が残っているらしく、回収作業は進めるとのこと。
しかし現実は夢の様な話とは行かないようだ。
それは、この調査だけでもかなりの金額がかかっているという。
生々しい計算はネットでも、至る所で話題になっているようだ。
本当か嘘か定かではないが、沈没で話題になっている韓国船も
引き揚げるためにはかなりの金額が必要となるとか。
国家規模でのお金が動くのがサルベージの特徴。
確かに、このセントラルアメリカ号も
深海2200mという恐ろしいほどの深さから引き揚げるそうだ。
並々ならぬ技術を要すると思われる。
こう考えると、実際に海に沈んでしまった財宝と呼ばれるものは
引き揚げ費用に持っていかれてしまう為、捜索代金や権利の面で考えると
文字通り赤字なのだろう。
夢物語を追うという意味では、良いのかもしれないが
実際のところは債務を負うというのがオチとなりそうだ。