エボラ出血熱とは?潜伏期間★子供にわかりやすく教える感染予防

久しぶりの「こどもにもわかりやすくシリーズ」です。エボラ出血熱の報道がすごいですね。

 

今回は、そんな世界中を恐怖で襲っているウイルスの現状をまとめてみました。
あまりエボラウイルスについて知らない方を始め、子供さんにわかりやすい教え方を探す方、
潜伏期間や、感染予防の対策を知りたい方などに知識をお届けしていきます。

 

 

日本では今のところ発見されていませんが、万が一に備えて
知らなかったと言わないで済むよう情報は積極的に取り込んでいきましょう。

それでは続きをどうぞ。

 

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エボラ出血熱とは、いつから発見された病気なのか?

初の感染者など、エボラ出血熱の歴史についても少しだけ触れておきます。

 

1976年6月にスーダンの南部で発症したとされる男性が初の感染者。
相次いで周りにいた人も同様に倒れている事が記録として残っておりここが初事例となる。

 

また、この流行とは別に8月末にコンゴ民主共和国でも1人の男性から
エボラの症状が記録されている。この男性が運ばれた病院でも大規模な流行が
発生しているため、この1976年はエボラウイルス流行の根源とされている。

 

エボラ出血熱の危険性がわからない方に伝えるウイルスの怖さ

 

WHO(世界保健機関)の発表しているリスクレベルは4つの病原体で指定されている。
そのリスクレベルは最高が4となっており
今回のエボラ出血熱は、この危険なレベル最高位の4である

 

レベル2はインフルエンザなどの一般的に聞く流行病で
レベル3は鳥インフルエンザや、あのSARSが入る。

 

エボラ出血熱は、これらを上回る危険病として非常に恐ろしいのは
周知の事実かと思われる。

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エボラ出血熱の症状■潜伏期間■死に至るまでの経緯

 

 

ここではエボラ出血熱の潜伏期間から、死に至るまでの経緯と症状を解説しておこう。

 

●潜伏期間   最短2日、最長は21日くらい *概ね3週間の様子見は必要

★発病は突発的と言われている。
一般的にはインフルエンザやおう吐下痢に似ているため見分けがつきにくい。

 

●初期    発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、

 

●中期     嘔吐、下痢、腹痛

 

●末期    口、結膜、鼻、消化管など全身のあらゆる場所からの出血が起こる。

吐血や下血もある。

 

●致死率   発症患者の50%~90%が死に至る言われており危険な高さ。
死に至らないケースでも、後遺症が残り重い障害が残ると言われる

 

エボラ出血熱の感染経路

 

基本的にエボラ患者の体液、排せつ物などに触れると感染すると言われている。
また感染している動物(遺体を含む)に触れるなども危険である。

 

 

西アフリカでは野生動物を食べる習慣がある。エボラウイルスを持っていると言われる
コウモリに吸血された動物などを食べるなども危険。

しっかりと加熱をすれば、エボラウイルスは感染しないと言われているが
加熱が不十分な場合があるため感染が広がったとも伝えられている。

 

 

西アフリカで爆発的に流行しているのは、貧困国のため野生動物を食べねばならない
現状があることも感染の発端だとも考えられている。

また医療体制も不十分な地域は、注射器の使い回しなど衛生面でも危険性が問われている。

 

エボラ出血熱の予防法、対策

 

日本ではあまり感染拡大はしないと言われている。理由は先進国であり
常に栄養を取り身体の状態が整えられている事や、アルコールなどでの消毒、
手洗いの習慣などが予防になっている

 

対策も万全の状態であり、検疫など空港でとまるため日本国内に入る可能性は低い。
しかしながら、アメリカの例もあるように油断はできないため注意は必要である。

 

エボラ出血熱の抱える問題


とにかく致死率が高い事が問題となっているが、有効な薬などの
治療方法は確立されていない。

開発は進んでいるが、注射によるワクチンなども存在しないことも問題になっている。

 

医療の現場も混乱が起こっていて
エボラ治療のプロフェッショナルである医療関係者からも
発病者が出ており、万全の態勢で臨むも感染しているという現状がある。

 

報道されているとおりの問題であれば、患者に接触しないなどしっかりとした
対策を取られているはずだが、空気感染も疑われているなどまだハッキリしない部分が多い

患者と話す際に唾液が飛んだりするため、空気感染と間違われているケースもある。

 

 

怖いですが、早くウイルス根絶となる特効薬を待つのみです。

 

 

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