【西鉄バスジャック事件】2ちゃんねるが世間に認知された日【14年前の悪夢】

 

 

宮崎で起こった痛ましいバスジャック事件。
助け出された乗客は無事ではあったものの、心の傷が癒えるには
まだまだ時間がかかるであろう。早期回復を祈るのみだ。

 

そんなバスジャック事件というと思い出す事件がある。
2000年5月3日に発生した西鉄バスジャック事件だ。
覚えておられる方も多いかと思われるが、このバスジャック事件こそ
2ちゃんを世に知らしめた事件として象徴的な扱いをされている
さて、どうしてこの事件が2ちゃんねると関わりがあったのか?

事件から14年の歳月が過ぎても記憶に残る忌まわしい事件。

2ちゃんねるを閲覧される方で、この事件を知らない方は
いないと思われる。

若い世代は知らないかもしれないため、この事件を少し振り返ってみよう。

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2ちゃんねるに犯行予告の書き込み

 

 

 

表現に語弊があるかもしれないが
今日では、そこまで珍しい光景では無くなった
2ちゃんねるを使った犯行予告の書き込み。
この犯行予告が当時マスコミの注目を一斉に浴びた。

今のようにインターネットが世に普及しきっていなかった時代背景も後押しし
ネットでの犯行予告に対する異常性が問題視された。

 

当時の2ちゃんねる管理人である西村博之氏も
テレビでコメントを出すなど大きな問題となった。
これまでの犯行予告の概念が変わった瞬間でもあった。

 

別名 ネオむぎ茶事件

 

 


2ちゃんねるには、犯行予告の書き込みが残されており
テレビでも紹介された。その時のハンドルネームも特定されている。

ネオむぎ茶と名乗っていたため、ネオむぎ茶事件とも呼ばれる。

また犯行に及んだのが17歳の少年というのも
世間に大きな衝撃を与えている。

この事件を境に、ネット上での名前をハンドルネームと
呼ぶ事なども世の中に浸透するきっかけとなった。
さらにこの事件を前後して、たびたび17歳世代の少年が事件を
起こしていたことにもスポットが当たり
キレる17歳というキーワードが社会問題となった。

今なお犯罪史上に残る、凶悪事件として語り継がれている。

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